岡部農園は、山形県の真ん中にある標高1994mの山「月山」を臨む場所にあります。
月山、湯殿山、羽黒山は「出羽三山」と呼ばれ、古くから修験道の山として信仰の対象とされてきました。
庄内地方の文化や農作は 月山を中心として育まれてきました。私の家の正面に月山があります。我が家は日々月山からの恵みを感じながら、代々農を生業にしてきました。
その思いを「月山からのおくりもの」に込めて紹介させていただきます。
新着情報
今シーズンの「Daddy beans」の収穫は終了いたしました。
ご賞味いただき、ありがとうございます。
今年度は、7月の熱波による水不足の影響が大きい年でした。
晩生種は結実期に水不足の影響を受けてしまい、収穫にいたりませんでした。
早生種は熱波の前に結実していたので、おかげさまで品質の良いものをお届けすることができました。
来シーズンも、よろしくお願いいたします。
9月中旬からの稲刈り(つや姫、はえぬき)も無事終わり、10月中旬からは 庄内柿の収穫がはじまります。
農園主より
月山は二つの顔をもっています。一方は宗教(精神的)の山、他方は自然の恵み(物質的)の山として敬われてきました。
昔から人々は死後の霊は月山に宿ると信じてきました。現在でも誰かが亡くなると「誰々さんが逝ったそうですね、」と言います。どこに逝去したのでしょう? 当時の人々は月山を「あの世」と感じ先祖の霊が行くところと思っていました。
それまでは月山は神様が鎮座して、死者の霊がいる恐ろしい山であると信じて、祟りを恐れて近寄る人はいなかったのです。月山を修行の聖地として開いたのは修験者でした。現在も多くの人達がそれぞれの悟りを開くために山伏として修行に励んでいます。
1994mある月山は冬に大雪を抱き稲作に貴重な水を提供してくれています。特に真夏の出穂時期には恵みの水となります。また庄内平野の大きな衝立として太平洋からくる夏の冷風(やませ)を遮断してくれます。
ここ羽黒地区より皆さまに、自然の恩恵をたっぷり受けた農作物をお届けします。
岡部農園
〒997-0157
山形県鶴岡市羽黒町後田字東7
TEL:0235-62-3328



